べっぴんさん|明美のベビーナースってどんな仕事?驚きの報酬!

 

朝ドラ『べっぴんさん』では、坂東家の女中・小野マツの娘の

明美(坪内花菜→谷村美月)は看護師になります。

 

そして英語も独学でマスターして、神戸の外国人村でベビーナースとして

働くことになります。

 

すみれとは戦後再会を果たすのですが、坂東家が戦中に経済的に

苦境に立たされた際にマツを解雇した経緯もあって、

ふたりの溝はなかなか埋まりません。

 

少女時代にもすみれに対し、身分の違いに理不尽さを感じていた

明美ですから、ふたりの関係は一筋縄にはいかないようですね…

 

ところで彼女がやっているベビーナースとは、

どのような仕事だったのでしょうか?

 

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明美のベビーナースってどんな仕事?驚きの報酬!

 

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ベビーナースとは主に戦前に存在した職業で、外国人専門の病院に勤務し、

外交官などの外国人の家庭を専門に育児指導を請け負う仕事です。

 

もちろんその育児法は西洋式で、当時は日本式の育児法は

かなり遅れたものとされていたので、ベビーナースの需要は

けっこうあったそうです。

 

ヒロインのすみれのモデル坂野惇子は、隣に住んでいたイギリス人の

オーツ夫人の「(日本の)育児は大変遅れている」のひと言で、

光子を出産するとドラマの小野明美のモデルとなった大ヶ瀬久子

雇います。

 

彼女は惇子と会った当時は、インターナショナルホスピタルに勤務する

ベビーナースでした。

 

その際に惇子は生後2週間から排便のクセをつけたり、ひとりで寝る習慣を

つけたりする西洋式の育児法にひどく驚くことになります。

 

赤ちゃんの肌着などにも上質のメリヤスを使ったり、縫い目を外側にして

肌をなるだけ刺激しないようにしたりする工夫なども知ることになります。

 

また授乳法や外気浴も日本式とは異なり、医学的な裏付けもある

非常に合理的なものでした。

 

ところでこのベビーナースに対する報酬は驚くほど高額でした。

 

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惇子が久子を雇った時の報酬は、夫の通夫の月給が90円だったのに対して、

なんと月150円もかかりました。

 

通夫は京都帝国大学を卒業したエリートで、当時の勤務先は一流企業である

大阪商船(現商船三井)でしたので、決してお給料は安くないはず。

 

それにも関わらず、久子への報酬はその1.5倍以上もしたのです!

 

しかも当時のベビーナースとの契約は3か月ごとの更新が基本で、

久子には食事も提供したといいますから、その厚遇ぶりも想像がつきますよね。

 

しかしこの時、久子から学んだ育児法は惇子が起業した際の

子供服づくりなどに大いに役立つことになりました。

 

前述の赤ちゃんの肌着の縫い目を外側につけたり、布地に配慮することなどは

すぐに取り入れました。

 

お陰で赤ちゃんが喜ぶ肌触りや質感、動きやすいデザインなどが

製品作りに反映されました。

 

ファミリアの子供服やベビー用品がすぐに評判を呼ぶもの、

このような西洋式の育児法がその基礎にあったからです。

 

惇子にとっては、大ヶ瀬久子との出会いはかけがいのないものに

なったのです♪

 

ドラマでも明美はベビーナースをしていた経験から、

製品作りの際に様々な助言をすみれたちに与えそうですね。

 

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